削り立て 花かつお
削り立て 花かつおの店頭デモに遭遇しました。店頭で削っていて、その香りに引き寄せられて試食。おいしくて買って帰りました。鹿児島の枕崎のかつおだそうです。
おうちで、炊き立てご飯にかつおをかけてお醤油をたらして猫まんまにしたら、おいしくておいしくて、とまりません。
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実家の朝食は、ごはんとお味噌汁で、母がかつおを毎朝削って出汁をとっていました。今思えば恵まれた朝食なのですが、子どものころはお味噌汁が嫌いで、毎日お味噌汁がいやでいやでしかたなく、残していたんですよね。父は母に味方して「そんな勝手を言うなら、食べるまで同じものを出し続ければいい」なんて言われました。
後で知ったのですけど、父が母と結婚するときの唯一のお願いが、頼むから朝食はごはんと味噌汁を欠かさないようにしてくれ、だったそうです。それは母の味方をするはずです。
(^_^)
かつおを削り器で削るたびに、コクッ、コクッというカンナの木枠とそれを支える土台の当たる音がするんですけど、それがまたいいんですよね。カンナの刃の出方を調整したり、道具のメンテナンスも多少必要なんですけど、削り立てのおいしさは格別です。
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高知を訪れたとき、飲食店の軒先が、どこもかつおのいい香りがして、香りでおなかいっぱいになるくらい、それくらい町がかつおのいい香りにつつまれていた印象が、今でも記憶に残っています。お出汁がおいしいので、何を食べてもおいしかった記憶も。ああ~、また行きたい。
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自宅に削り器を持つことを考えたこともあったのですけど、メンテナンスが続けられるか自信がないので、こうやって削り立てを少しずつ買えるのはありがたい。
幸せです。
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